まずは二日目のクイズの答えからです。
ヴェネツィアの街が満潮の時間帯に水没するため、この日の朝食を廊下で食べるためです。ええ、0階の食堂も水没するため、朝食には使用できないんですよ。
そんなわけで朝っぱらは従業員の人も長靴を履いていました。朝の4時半ぐらいから水が引き始めて、出発する頃にやっとホテル内は歩けるようになっているぐらいです。
これが出発時のホテルの入り口ですが、水かさが増して濡れていたのがおわかりでしょうか?
なので町中もこんな感じで、簡単な足場が組まれています。これは有名なサン・マルコ広場の様子です。
順序しましたが、ヴェネツィア観光は次の通り。
- サン・マルコ広場(Piazza San Marco)
- ヴェネツィアングラス工房見学
- リアルト橋(Ponte di Rialto)
- 自由行動
- ゴンドラ体験
最初のサン・マルコ広場は上の写真のように、到着時はもやがかかった状態、かつ水が引いていない状態でした。おまけにこの日はクリスマス(Natale)と言うことでイタリアでは祝日に当たり、いろんなお店はお休みであり、有名なサン・マルコ寺院も地元の方のクリスマスミサのために一般の入場はできませんでした。
そんな中、元気に営業していたのは創業は1720年という老舗のCaffe Florianです。時間や費用の関係で入りませんでしたが、その外観を見るだけでも歴史を感じられます。
5分程度の工房見学の後で、ヴェネツィアングラスの販売コーナーへ移動。お買い得という話より、夫婦で使用するためにグラスを購入。ヴェネツィアに限りませんが、今回のツアーでは各地の免税店、販売所へ案内され、購入を促進されると言うことがありました。
イタリアのトイレは場所によって有料だったり、汚かったりするため、こういうところの綺麗なトイレを借りたりする都合もありますが、いろんな提携とかあるんでしょうね。
そういうものだと割り切って、旅を楽しむことをおすすめします。
その後で移動したのがリアルト橋です。16世紀に木製だった橋を石造りに変えたものです。実は有名な溜息の橋が補修工事のため、まともに見られないので変更になった次第です。
橋の上から見る運河は絶景ですよ。ここに限らず、運河のある風景は見ていて心が癒されます。
広場に戻った後はしばしの自由行動。補修工事中の溜息の橋を見に行きましたが、確かにこれは寂しかった。
イタリアの文化というか精神というか、古い建物は壊さずに補修・補強して保存しています。そのために見学不可の場合もありますので、不安な方は旅行会社や観光協会に問い合わせした方が良いかもしれません。
これは海の向こうに見えるサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会です。今回のイタリア旅行で晴れの空を見たのはヴェネツィアの午後、初日のローマの午後ぐらいだっけ?雨が降ることが多く、降らないだけ曇りでもましに思えたぐらいです。
なので写真が全体的に暗く感じるかもしれませんが、本当にそんな感じだったと思ってください。
自由行動の後はゴンドラ体験。ツアーだったのでカンツォーネを楽しみながらでした。
さすがに水上は寒かったけど、陸上からとはひと味違う光景を楽しめます。
おまけですが水路にも標識というものがあり、最高速度や水深というものが表示されていました。
昼食を食べた後はバスでフィレンツェへ移動。
まずミケランジェロ広場へ移動し、高台からの眺めを堪能。
ここにはコピーですが『ダヴィデ像』が存在し、人気の撮影スポットなっています。なので他の国の人と取り合いになります。タイミングを見計らって、奪取するのが大事ですよ。
お次は冷えた体を温めるべく、夕食のお店へと移動。
赤ワインを堪能しつつメインディッシュのお肉へ。なぜか他の人よりも多く分けられ…
それを完食した頃に嫁が「Ancora?」と尋ねられ、戸惑っていたらほかのテーブルからお肉が運び込まれ、さらにノルマが増えた。
これは冗談だったらしく、残しても許されましたが。
そうそう、イタリアでは何も言わず食事を残すといやな顔をされます。ガイドさん曰く、そんなときは「Dieta」と言うそうです。つまり、ダイエット中なので食べられないという言い訳をするわけです。
この日の教訓、ちゃんと意思表示しなきゃダメ!
ホテルに着いたらワインのおかげもあり、ぐっすり眠れれました。
疲れもあったと思うけど…