そして旅の最終目的地であるローマへ移動すべく、ユーロスターに乗りました。バスだと3〜4時間ぐらいかかるのかな、それがわずか1時間半で済むので楽なんです。だけど5時起きのスケジュールは辛かった……
ローマ観光は以下の通り。
- コロッセオ(Colosseo)
- トレヴィの泉(Fontana di Trevi)
- スペイン広場(Piazza di Spagna)
- サン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro)
- カンツォーネを聴きながらの夕食
ユーロスターを下車したテルミニ駅(Stazione Termini)からバスでコロッセオに移動。ありふれた言葉になってしまうのですが、壮大な建物に圧倒されます。ガイドさんに各所の説明を受け、見るだけではなく古き時代にここでどういうことが行われていたのか実感しました。
旅行ガイドや各種サイトで紹介されているように、コロッセオの周辺はコスプレと言えばいいのか、昔の格好をした人たちがいます。写真を一緒に撮ると数ユーロ支払うというものです。完璧な人もいれば、隙間からタオルとか見える人もいて、クオリティにも差がありました。
コロッセオを後にして免税店の三越を経て、トレヴィの泉へ行きました。
混雑しておりスリには注意と言われ、気をつけながらコインを投げ入れてジェラートを堪能。キャラメルクリーム味で2.5ユーロだったかな?おいしかったです。
なおこのお店にはなぜか「Nakata Japan」なる味があり、日本人目当てなのか地元チームであるASローマがスクデッド獲得したときのゴールをたたえてつけたのか、どっちなのでしょうか。おそらく前者だと思いますが。
ローマの休日で有名なこの場所も人があふれていて、油断するとやばそうな感じがしてました。
ここの教会の前にも綺麗なプレゼピオが飾られていあしたよ。
昼食を挟んで訪れたのは世界一小さな国家、ヴァティカン市国です。
サン・ピエトロ広場からサン・ピエトロ大聖堂を見たときには、これまた壮大な建物が我々を出迎えました。
カトリックの総本山であるこの地には世界各国から人が集まり、係員が昼食後の休憩などの影響もあってか、入場するまで約40分ほどかかった気がします。空港と同じような金属探知機でのチェックを受け、入場して中を見てびっくり、天井などの模様はすべて絵ではなくモザイクとなっています。
そのため写真撮影でフラッシュもOKとなっています。本来はフラッシュによって絵が傷むためにフラッシュなしなら撮影OKってところは、何カ所もありました。
たとえば二日目に訪れたスフォルツァ城の市立博物館とか各地のドゥオーモとかね。
聖地でもあるこの地には、プレゼピオも大聖堂と広場の両方にあります。広場の方のプレゼピオの真っ正面は、たくさんの人であふれています。
ヴァティカン市国を抜け、移動のバスに戻るときにネタを発見しました。このポスターの意味がわかりますか?
写真の主は地元のヒーローであるローマの10番トッティです。そこに書かれているのは「Totti loves Lazio」と言う文字で、ご丁寧にラツィオのエンブレムまで書かれています。
そう、ローマのライバルチームがラツィオなんですよ。サッカー好きでないとこの意味がわかりにくいと思いますが…
この日の夜はカンツォーネを聴きながらイタリア料理を堪能すると言うことで、歌声とオルガンの音で楽しみました。
歌っている人はCDを出すのか出したかで、現物を見せながら紹介してました。
そんな感じでローマの初日は終わりました。