プロローグ

 人の運命って分からないから面白い。だからこそ、一日一日を一生懸命頑張るんだ。でも運命のドアってどこにあるんだろう?それに気づかないだけかもしれない。ひょっとしたら、見つからないかもしれない。
 一人暮らしという憧れが、突如現実のものをなってしまいました。突然現れた運命のドア、思い切って開けたけど…どうなるんだろう?

そして、物語は始まった……

 6月16日、某社の面接を受ける。条件としては、近くで一人暮らしをしなければならないと言うこと。自宅から通勤すると2時間、通えないわけでもないが、もし決まった場合、一年はそこにいることになると言われた。

 長年弟と一緒の部屋にいた僕としては、一人暮らしを始めための、またとない機会だ。炊事に少々困ることがあるけど、コンビニとかがあれば何とか生きては行ける。
 掃除・洗濯は大丈夫だし。酒・タバコもたしなまない。パチンコ・麻雀・競馬・競輪・競艇などのギャンブルもしない。どうせ仕事は忙しいらしいし、お金なんか使わなければ大丈夫だ。

 うん、夢の形がしっかりとしてきた。次の日に面接の結果が分かるそうだ。夢を抱きつつ、果報を待つことにしよう。
 でも引っ越しをするときには、いったいどんなものが必要なんだろう?ま、何とかなるさ、明日にでも調べてみよう。