孤軍奮闘編

　明日は西武！という大事な日なのに、夜遅く電話勧誘がありました。夜中の10時過ぎにかけて来るんですよ。確かに昼間はいないけどさぁ。一人暮らしじゃなかったら、家族とかに迷惑がかかりますよねぇ？

　ま、渋谷のお店で、おきまりの「二十歳以上の会社員の方ですよね？」の確認から始まるやつだった。この手のやつは、こっちの都合というものを考えてはくれない。
　一方的に話を進める。電話のマナーを考えるとねぇ…

　こっちは一年でおそらく一番大事な西武の日なので、さっさと風呂に入って夕食を食べたいわけだ。しかも、仕込みが終わっていない。一分でも惜しいぐらいなのだ。
　だけど、相手は何としてでも最後まで話を聞いてもらおうとするわけだ。その為の駆け引きが始まって…無駄な時間が過ぎてゆくんですね。

　この手の相手だと、やる気がなさそうに適当に曖昧な返事をしても、遠慮なくしゃべってくる。
　一番いいのが質問に対して「違う」と言うことだ。そうすると、前提条件がなくなるわけで無効は謝って、一方的に電話を切る。

　が、なぜか質問に対して肯定的な答えを言ってしまった。失敗したなぁ…くだらない話を聞かされてしまったのだ。
　個人的にいきなり電話を切ると言うことをしたくない。その為に必死に話を終わらそうと努力をする。まぁ、何とか早めの時間に切ることができた。

　神聖なる西武の前夜に気分をちょっと害されてしまった。やっぱり夜遅い電話は良くないんだよ。それが彼女とか特別な人からだったら、話は別かもしれないけどね（笑）