部屋探し迷走編

 仕事場が変わる関係で、会社の机周りの整理をする。うーん、色々な思い出があるねぇ。幸いにも?机をカスタマイズしていなくて、あっという間に終わる。
 仕事が終わった後、会社が送別会みたいなものを開いてくれた。色々なお話を聞きつつ、頭の中では明日の部屋探しの事でいっぱいだった。

 今日も雑誌とネットで予備知識を高める。明日の天気はどうなんだろうか?雨の中、部屋探しはしたくない…

部屋探し迷走編

 あっさりと面接に通ってしまった。この不況の中、ありがたい話です。しかし、決まってしまった以上、一人暮らしをしなくてはならない。
 ワクワクする反面、不安が頭をかすめる。

 とりあえず週間賃貸を買い、引っ越しに関する情報を集める。交通の便、家賃の相場などなど。急な話だったから、地理的な感覚がないのが痛い。
 ま、現地に行ってみれば多少は違うだろう。

プロローグ

 人の運命って分からないから面白い。だからこそ、一日一日を一生懸命頑張るんだ。でも運命のドアってどこにあるんだろう?それに気づかないだけかもしれない。ひょっとしたら、見つからないかもしれない。
 一人暮らしという憧れが、突如現実のものをなってしまいました。突然現れた運命のドア、思い切って開けたけど…どうなるんだろう?

そして、物語は始まった……

 6月16日、某社の面接を受ける。条件としては、近くで一人暮らしをしなければならないと言うこと。自宅から通勤すると2時間、通えないわけでもないが、もし決まった場合、一年はそこにいることになると言われた。

 長年弟と一緒の部屋にいた僕としては、一人暮らしを始めための、またとない機会だ。炊事に少々困ることがあるけど、コンビニとかがあれば何とか生きては行ける。
 掃除・洗濯は大丈夫だし。酒・タバコもたしなまない。パチンコ・麻雀・競馬・競輪・競艇などのギャンブルもしない。どうせ仕事は忙しいらしいし、お金なんか使わなければ大丈夫だ。

 うん、夢の形がしっかりとしてきた。次の日に面接の結果が分かるそうだ。夢を抱きつつ、果報を待つことにしよう。
 でも引っ越しをするときには、いったいどんなものが必要なんだろう?ま、何とかなるさ、明日にでも調べてみよう。